9月1日付でソニー・コンピュータエンタテインメント ジャパンアジアのプレジデントに就任した盛田厚氏。新しいプレジデントはどこに向かおうとしているのか、東京ゲームショウの初日にインタビューに答えてくれました。

―――最初に自己紹介からお願いできますでしょうか?

盛田厚と申します。30年ほど前にソニーに入社して、最初の仕事がMSXを売るという仕事でした。ソニーがゲームパソコンを売ろうという取り組みは大変な苦労の連続だったのですが、これが私が仕事としてゲームに携わる最初の出来事でした。ですから、後年のプレイステーションの成功は特に感慨深いものがありました。MSXの後は、英国のオフィスで営業に携わり、日本に戻った後は経営企画部門に在籍し、2006年からSCEに移り主に経営管理部門を統括してきましたが、9月1日付でジャパンアジアのプレジデントを拝命したところです。

―――盛田さんがプレジデントとして取り組んでいくのはどういったことでしょうか?

今日から東京ゲームショウが開幕しましたが、まずは業界全体が盛り上がっていく事が大事だと思います。その上で、SCEとして目指すのは、「プレイステーション」というプラットフォームを拡大していくことです。具体的な製品やサービスとしてはPS4、PS Vita、PS Network等がありますが、これらを包含したプラットフォーム全体として拡大をしていく。それを日本だけでなく、アジアも含めて実現するためにリーダーシップを取っていくことが私の仕事と考えています。

 

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